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読売新聞から

犬肉論争再び 韓国
ソウル市 食堂の衛生検査実施へ
愛護団体 食用習慣公認するのか

 【ソウル=前田泰広】犬肉を食ベる習慣が根強い韓国で、ソウル市が5月から犬肉の衛生検査を実施する方針を打ち出したところ、動物保護団体が「犬を食用として認める措置で、動物虐待を助長する」と反発し、犬肉論争が再び起きている。

 ソウル市などによると、犬は法律で家畜として認められていないため、犬肉は検疫などを義務づけられておらず、食肉処理は事実上、「野放し」(同市食品安全謀)状態。このため、ソウル市は「市内で530軒の食堂が犬肉を便った料理を提供している現状を踏まえ、衛生を管理する必要がある」として、市内の食堂で抗生物質や微生物の混入の有無などの検査に踏み切ることにした。

 犬肉を食ベる習慣は、1988年のソウル五輪などを機に国際的な批判を受けた。ソウル市は84年、五輪に向けて食堂で犬肉を提供することを禁じたものの、五輪以降は黙認してきた。

 韓国動物保護協会の琴仙蘭会長は「検査は、ソウル市が犬肉を食ベる習慣に、お墨付きを与えることになる」「犬は国際的にペットとして認知されている。犬肉を食ベる習慣は、韓国のイメージを悪くするだけだ」と批判。各動物保護団体は抗議集会を開き、市長あてに抗議文を出すなど市当局への圧力を強めている。

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